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千丈寺湖について
ABOUT
千丈寺湖ってどんなところ?
千丈寺湖(せんじょうじこ)は兵庫県三田市に位置する人造湖で、青野ダムの完成によって1988年(昭和63年)に誕生しました。もともとは水害対策や水不足の解消を目的に整備されましたが、現在では三田市を中心に北摂北神地域の人々の大切な水道水源として活用され、防災・環境・観光のすべてを担う重要な存在となっています。
湖の名前は、ダム上流にそびえる千丈寺山をはさみ、青野川と黒川という二つの川がこのダム湖に流れんでいることに由来します。

湖の底に眠る、
暮らしの記憶
暮らしの記憶
千丈寺湖の湖底には、かつて農村として栄えていた地域の歴史が静かに眠っています。昭和40年代から始まった青野ダム計画には多くの地元住民が反対し、14年にわたる話し合いの末、ようやく建設が実現しました。
発掘調査では須恵器や陶棺などが多数見つかり、この地が1000年以上前から陶器づくりが盛んな土地だったことが明らかになりました。
発掘調査では須恵器や陶棺などが多数見つかり、この地が1000年以上前から陶器づくりが盛んな土地だったことが明らかになりました。



青野ダムが果たす
3つの役割
3つの役割
洪水調整
下流6市(三田市、神戸市、宝塚市、
伊丹市、西宮市、尼崎市)を
水害から守ります。
伊丹市、西宮市、尼崎市)を
水害から守ります。
流水の正常な
機能の維持
機能の維持
ダム下流の農地に水を供給し、
川の流れを正常に保ちます。
川の流れを正常に保ちます。
上水道用水
三田市街地および北摂三田、
北神ニュータウン地区の
飲み水として活用します。
北神ニュータウン地区の
飲み水として活用します。
魚たちの道(多自然型魚道)
ダム建設は自然環境に大きな影響を与えるため、千丈寺湖では全国的にも珍しい多自然型魚道(全長726m)が整備されました。
この魚道は、川の流れや地形を再現した造りになっており、オイカワやヨシノボリなどの多様な魚が自由に行き来できるようになっています。また、魚道の観察施設「自然の水族館」などもあり、ダムと自然の共生を目指した取り組みとして全国的に注目されています。
この魚道は、川の流れや地形を再現した造りになっており、オイカワやヨシノボリなどの多様な魚が自由に行き来できるようになっています。また、魚道の観察施設「自然の水族館」などもあり、ダムと自然の共生を目指した取り組みとして全国的に注目されています。


この美しさを未来へ
三田市では「千丈寺湖の環境を守る条例」を制定し、ゴミの投棄やエンジン付きボートの使用を禁止するなど、自然環境の保全に取り組んでいます。湖を訪れる人々が安心して楽しめるよう、市民と行政が協力して美しい景観と生態系を守り続けています。
