寒暖の差が大きく、美味しい水から育つ「三田米」は、粘り・つや・香りに優れ、弾力があります。主な品種は、「コシヒカリ」「ヒノヒカリ」「どんとこい」で、「どんとこい」は「さんキラリ」の愛称で学校給食にも使われています。もち米の「ヤマフクモチ」の生産は歴史が古く、酒米として名高い「山田錦」も栽培されています。

寒暖の差が大きく、美味しい水や肥沃な農地で育ち、指定生産者により丹精込めて育てられた「三田牛」は、肉質、脂質ともに食通をうならせる上質な味と高い評価を得ています。三田牛の素となる牛は、「但馬牛」（兵庫県内産）に限定され、三田牛の中でも特に高品質な肉を「廻（かい）」と称します。

三田では、朝夕の寒暖差を活かして、多品種のいちごが栽培されており、市内の観光いちご園で、いちご狩りが楽しめます。新鮮ないちごを活用したスイーツ店も数多くあるため、甘くて美味しい「いちご」を味わうことができます。（12月中旬〜５月）

三田市では「黒大豆枝豆」は米に続く基幹作物として栽培されています。早生品種から黒豆の代表品種「丹波黒大豆（丹波黒）」までの品種をリレーして毎年7月中旬から11月上旬まで直売所等で販売しています。大きな寒暖差や粘土質で滋養に富んだ三田の土壌から育つ黒大豆枝豆は、独特のうまみやコクがあり、非常に人気があります。（7月中旬〜11月上旬）

三田市では、豊かな自然と豊かな農地で育まれた美味しいトマト、ピーマン、オクラ、山の芋など美味しい野菜が盛りだくさんです。季節ごとに旬を迎える農産物をぜひご賞味ください。